アサヒビール大山崎山荘美術館へ行ってきました。この山荘は、関西の実業家、加賀正太郎氏によって、大正の初期から昭和の初期にかけて建てられたものです。イギリスのチューダー様式をもとに別荘として自ら設計したというこの屋敷ですが、平成に入って荒廃が激しく、住民の保存を望む声などもあり、アサヒビールが修復・整備をすすめたとのこと。
紅葉もまっさかりです。先日の東福寺とはまた違った、洋風の紅葉風景もまた素敵。屋敷まわりのお庭や、テラスからの眺めも最高。この日は祝日で、お客さんが多かったので断念しましたが、テラスでは、お茶もいただけるようになっていました。
美術館では、民藝の原点「三国荘」展が開催中。常設の器も民藝好きにはツボなものがたくさんで、見応えがあります。
そして、美術館新館「地中の宝石箱」は安藤忠雄氏の設計によるものです。写真の右手通路を通って向かいます。次の写真は、通路に足を踏み入れると見える景色。ガラスが額縁のようになって、紅葉の絵のよう。
ちっちゃな美術館ですが、モネの睡蓮もあります。時々、展示品を入れ替えているそうです。企画展は「影山公章ジュエリー展」で、これもよかったです。もみじやいちょうなどの葉っぱの形(本物そっくり)のブローチなどの秋らしい作品。
京都観光へお越しのみなさま。市内の寺社ももちろん良いですが、人の多さにウンザリされた方は、是非こちらへいらしてください!素晴らしいですよ〜。